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こんにちは!みさです^^
本日、「夫のトリセツ」という本を読了しました。
「妻のトリセツ」で話題になった黒川伊保子さんの続編ですね^^
我が家自慢の夫は家事・育児・仕事に精力的に関わるすごい人なので、そんなにトリセツに困ってないな~と思いながら読み進めたのですが…
いや~、面白かった!!!
「夫のトリセツ」というタイトルですが、子どもの接し方にも触れられておりましたので、引用しながら要約を4つご紹介したいと思います^^
「夫のトリセツ」レビュー/4つの要約
1. 息子を甘やかすと、夫が図に乗る
「息子への接し方が、夫の振る舞いを決める」という趣旨の内容です。
レディファーストは、男にとっては形式だが、女にとっては形式じゃない。夫が、何かにつけ振り返り、荷物を持ち、ドアを開け、私が無事か確認してくれていると、本当にかけがえのない人に見えてくるもの。
母親にそう育てられなかった男子は、こういう機敏を知らない。(中略)
息子をさっさと席に座らせ、荷物を持ってやり、エレベータのボタンを押してやりながら、「夫はなんて気が利かなの」と毒づいてもなにも始まらない。夫なんて、ちゃっかり子どもの尻馬に乗って、甘える気満々なんだから。
夫のトリセツ 黒川伊保子
な、なるほど!
わたしには息子がいないので息子を育てたことはないのですが、息子の要望になんでもかんでも応えてあげているのに、同じ男性である自分にいつも冷たい態度だったら…ご主人が自分から機敏に動くように期待することは難しいかも^^;
男性ってウルトラマンで、いつまでも自分をヒーロー扱いして「あなたが必要なの!」と頼りにしてほしいものですもんね。
「夫と比べて息子を特別扱いしない」。これは納得!の理論でした。
2. 夫のことばは裏読みしない
ことばの裏読み!
これは、かなり身に覚えがあります😂
夫婦の対話で気を付けることの最後はこれ。夫のことばの裏読みをしない。
夫のことばには、多くの場合、裏がない。
「おかず、これだけ?」と聞くのは、「この鮭一切れで、ご飯2杯を食べればいいんだね?」という確認である。
それを、「一日中家にいて、これしか作れないのか」に解釈するのは、酷というものだ。
「今日は、帰るの、遅いんだ~」も単なる確認である。「前から言ってたでしょ!」なんて、尖った声を出す必要もない。「そうよ」と明るく返せばいい。
夫のトリセツ 黒川伊保子
夫のひとことになんだか責められている気がしてしまい、一人で勝手にへこむという…
最近はわたしも学び、「そうよ」と明るく返すこともできるようになってきたのですが、そうか!男性脳って、裏がないんだ!と裏打ちしてもらえたのは、新たな発見で嬉しく感じました^^
3. 「相談」するから、「ノー」と言われる
意地悪な夫でなくても、夫に「仕事したい」「子どもを塾に入れたい」などと相談すると、たいていの場合、ブレーキをかけられる。危機意識の強い男性脳(とっさの危機回避力が低いので変化を厭う)は、問題が起きない限り(食べていけない、学校の授業についていけない)、現状維持を好む。
このため、私自身は、夫に相談する、ということがほとんどない。
会社を辞めて起業するときも、「再来月、会社を辞めて、起業するね」と報告をしただけ。もちろん、その利点(幼い息子のそばにいられ、家事をする時間が増える)を強調し、マネープランも説明したけれど。「どう思う?」とは聞かなかった。そう聞けば、ネガティブな答えが返ってくるに違いなかったから。慎重派の彼は、我が家のブレーキ役なのである。このとき、ブレーキは欲しくなかった。
夫のトリセツ
この次に、「夫に不安を解消してもらおうと思うな」と続きます。
この「相談しない」に関しては、結婚当初からそんな感じだったので全く違和感ないのです(笑)
一方、「夫と相談してやめとくね」とか「夫と相談して返信するね!」とかいう友だちもいて、
なんで相談するのだろう…?
と、単純に不思議に感じていました(笑)
※いい悪いではないですよ、もちろん^^
結婚6年目にして、どうやら夫にも相談してほしいことがあるらしいということが対話の中でわかってきたので、最近はポイントを押さえて相談するようにしています^^
著者の黒川さんのような阿吽の呼吸の夫婦になるには、まだまだ修行が必要ですが、努力の甲斐?あって着実に夫婦として成長している気はします^^
4. 弱みを見せて、頼り合う
最後は、弱み?!に関する引用です!
(前略)このため、自分がいなくても生きていける存在を、人は愛し抜くことはできない。
想像してみて。「たまには出かけてくるといいよ。僕が子どもの面倒を見て、家事もやっておくから」と言った夫。帰ってみたら、家は完璧に整っていて、好き嫌いなく食事をした子どもが、お風呂に入って清潔になっていて、すやすやと眠り、夫は余裕たっぷりにコーヒーなんか飲んでいたら、本当に嬉しい?疎外感や劣等感に襲われないだろうか。
家は散らかり放題、台所はパニック、父子が自分の顔を見て、「帰ってきた~」「ママ~」と抱きついてくれたら、「なんなのよ」と怒りながらも、家族を愛しく感じるのではないだろうか。
弱みを見せて、頼り合うこと。
家族の絆はそれに尽きる。
夫のトリセツ 黒川伊保子
「夫が動いてくれない」「子どもに手がかかる」ママさんって、自分に自信がなかったり、仕事している負い目があったり、そんな傾向があるな~と前から感じていました。
ここに書いてあるとおり、子どもやご主人に「ママ~!やっと帰ってきた!」と言ってもらうことで、無意識に満たされようとしているんじゃないかなぁと思います。
これは逆に言うと、「ママが自分に自信を持てば、子どもも夫も成長する」
実は子どもや夫を育てるよりも、自分を育てるほうが先だったりします^^
わたし自身も家を空けることが結構あるのですが、帰ってきたとき「え、もう帰ってきたの?」と言われても、まったく気にならないですね~。
疎外感、劣等感、ゼロ!
ただし、ここに書いてある「弱みを見せる」は日々実践しているなぁと感じました。
具体的には、「お父ちゃんとハグしないと調子悪い~」と夫に甘え、「おかあちゃん忘れ物多いからお願いね」と娘に頼る。
夫も出張で家を長期間開けるとき、わたしに子どもをお願いするのではなく、娘たちに「おかあちゃんのことよろしく頼む」と言って出ていきます(笑)
欠けているものを補い合うから、家族。
母が完璧になる必要は全くないのですね🤗
弱みを見せるのが苦手な方も、今日は思い切って「疲れたからコーヒー淹れてほしいな~」「今日は晩ご飯つくりたくないな~」と甘えてみると、いつもと違ったご主人や子どもたちの様子が見られるかもしれませんね!
まとめ
妻のトリセツも面白かったですが、今回の夫のトリセツもよかったです。
うんうん、わかるー!が満載の良著でした^^
本日も読んでいただき、ありがとうございました★
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