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ベンガラ染め(泥染め)を美しく染めるやり方|古色の美ワークショップレポ

こんにちはー!みさです😊
さらしおんぶ歴7年、3人の娘をおんぶで子育て中のワーママです💕

おんぶについての記事はこちら↓

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上記の記事でも紹介しておりますが、さらしおんぶ用のさらしを染めるのにベンガラ染めをおすすめしています💖

でもベンガラ染めって…染めるのにちょっとコツがあって難しいんですよね〜💦
私も何回も失敗してモケモケになりました😂

この夏休みにベンガラ染めのスペシャリスト、古色の美さんのワークショップに参加し、上手な染め方を学んできました🙌💕

ベンガラ染めとは?に始まり、最後染めるところまで、ワークショップの参加レポートを交えながらご紹介していきたいと思います🥰

この記事を読めば、あなたもきっとベンガラ染めマスターに!!!

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

目次

【STEP 0】ベンガラ染めとは?

特徴1:土から生まれた染料で地球にやさしい

ベンガラ染めとは、土から生まれて土に還る地球にやさしい染料です。

ベンガラ泥染めは土から取れて土に帰る染料です。
媒染剤や火を使わず、少量の水で揉み込んで染める省エネルギーな染色です。
土分解される環境循環型のベンガラ染めは人と環境にやさしく、家庭で手軽に楽しめます。
土ならではなの自然な色合いは、深く、やさしく、身近な素材を元気にしてくれます。

引用:ベンガラの専門店 古色の美HP

染料づくりの写真からも、土を原料にしてる(っぽい)ことがわかりますね😊

画像の出典:古色の美HP

染められる色もパキッとはっきりした色ではなく、アースカラーというかくすみカラーというか、やさしいナチュラルな仕上がりの色になります🥰

特徴2:常温の水で染まる

アイロンカラー・みや古染めなど、購入した染料を使うもの、玉ねぎの皮染めなど自然素材を使うもの(草木染め)など、染める方法はたくさんあるのですが、どれも温かいお湯(または熱湯)を使う場合が多いです。

ベンガラ染めは、常温の水で染まるのが大きな特徴です🥰

小さいお子さんがいるご家庭では熱湯を使うのに躊躇しますし、なにより熱いお湯を用意するのもたいへんですよね🙌

洗面器と水道があればどこでも染められるベンガラ染めは、本当に洗面台でチャポチャポというレベルで染められるので、とても簡単に染めを楽しむことができます😊💖

実際古色の美さんでワークショップをした際も、使ったのは水道の水だけでした!

特徴3:紫外線に強い

ベンガラ染めは、紫外線に強いとのこと🥰

沖縄の方が「農作業の時に疲れにくい」とおっしゃっていたそう。

帽子を染めるのも良さそうですね😊

特徴4:電磁波対策になる

実際に電磁波を測定したわけではないのですが、オール電化のキッチンなどで「エプロンにベンガラ染めしたものを使うと電磁波対策になる」と言っている知人がいました🙌

土から生まれた染料ということで、グラウンディングアーシングのような効果もあるかもしれませんね👍🏻

【STEP 1】染める素材を準備する

① 何を染めるか決める

さあ!どの素材を染めるか決めましょう🥰

ベンガラ染めで染まるのは、天然素材です🙌

天然素材は、綿・麻・絹
綿100%のものなら、安心ですね🥰

さらしおんぶ用のさらしは、綿100%です。
私はいつも藤木織布さんで購入していますが、楽天、Amazonでも購入することができます✨

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さらしおんぶには、4.5mあれば十分です😊
長さや、さらしの購入先についても、以下の記事で書いておりますので参考にしてください🙌💕

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古色の美にワークショップに行った時は、さらしではなく手ぬぐいを現地で購入しました🙌

子どもたち用に持っていったのは、無印の綿のTシャツ。

私はよく無印の店舗で子ども用のTシャツを購入するのですが、いいサイズや素材がないこともあります。
そんな時は、ユナイテッドアスレから購入しています🙌

きれいに染まるので、おすすめです😊

一緒に行った先輩は、麻エプロン染めにチャレンジです✨

② どんな柄で染めるかを決める

単色染め

単色で染める場合は、布に何か手を入れることはありません😊

そのままドボンと浸けてOK👌

何色かで染める場合は、「どこからどこまでをこの色で染める」というイメージを持って取りかかると良いですね✨

目安になるよう、輪ゴムで巻いたりするのもおすすめです🥰

絞り染め

絞り染めのための布の準備

絞り染めの場合は、ビー玉や輪ゴムで絞ることになります😊

古色の美さんにはビー玉がなかったので、ペットボトルのキャップを中に入れました✨

ビニール袋をかぶせているのは、ペットボトルのキャップをつつんでいるそのエリアを別の色で染色するためです🙌
輪ゴムをかけている部分だけ白くなればよいのであれば、ビニールを被せなくてOK😊

クリップでつまんでもよいとのことでしたので、クリップをお借りして布を挟んでみました✨

どんな柄に完成したか、すぐに見たい方はこちら(記事の下の方に飛びます)

※分厚い布・長い布の場合は、下染め液につけてから輪ゴムをかけましょう。

板締め染め

板締め染めとは

専用の板を使って万力で布を挟み、規則的な柄・幾何学模様に染色するための技法です✨

専用の板を使って、

万力で挟みます。

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はさんでできたそれぞれのエリアに染液をかける、または染液につけると、万力で締めた部分が白く浮き上がり、とっても素敵な幾何学模様に染めることができます🥰

板は古色の美HP京都絞り工芸館HPから購入できます✨
もちろん、自作もOK👍🏻

Amazonでも見つけました🥰

今回、私と先輩は、この板締め染めにチャレンジしました✨

※分厚い布・長い布の場合は、下染め液につけてから板で挟みましょう。

板締め染めのための布の準備
布の折り方

万力で布を挟むために、布を折っていきます。

先ほどのベンツ?模様に染めるなら

三角に折っていきます。

七宝つなぎ柄(手ぬぐい染め

私はいろいろ悩んだ結果、お花?みたいな板を使う、2色の七宝つなぎ(みたいな)柄に決定😊
タテに並べる模様なので、三角ではなく四角に折っていきます✨

どんな柄に完成したか、すぐに見たい方はこちら(記事の下の方に飛びます)

ドット柄(エプロン染め)

先輩は、エプロンのドット柄染めに挑戦です💪✨
エプロンを端から折っていきます😊

タグは邪魔なので切りましょう。

折れました✨

どんな柄に完成したか、すぐに見たい方はこちら(記事の下の方に飛びます)

長い布を染めるときの注意

先ほど折ったエプロンは、手ぬぐいに比べてかなり分厚いので注意があります🙌
これに板締め染め用の板を置いて

万力で挟むわけですが…

表・裏の2枚だけでなく、実は中に板を挟み込んでいます。

表・裏の2枚だけでは中の方までうまく押さえることができず、きれいな柄を出すのが難しいんですね😊

中に挟む板は、板からはみ出さないように先っぽを少し切ってある特注品です✨

手ぬぐいやさらしなら、1mごとに1枚板を入れることを目安として覚えておくと良いそうです🥰

【STEP 2】ベンガラ染めで染める

事前1:重要!下染め液の準備

布の準備ができれば、いよいよ染めの工程です😊

下染めの準備は、ベンガラ染めにとってめちゃくちゃ重要なポイントです!

下染め剤がプラス、ベンガラがマイナス。
下染め剤がベンガラと反応することで、きれいな色に染色できるそうです。

以下の分量を守りましょう🙌

①:生地の重さに対して20倍の水(生地がゆらゆらと泳げばいいそう)
②:水の量に対して、下染め剤は3%(多くても5%まで)

※染める工程で足すとしたら、ほんのちょびっとでいい
※多いと下染め剤がききすぎ、モケモケになります!

私はよく下染め剤を適当〜に入れていたので、本当によくモケモケになっていました😅

水の量を測って、下染め剤の量も測る。

きれいに染めるために、この下染め液の準備は丁寧にやりましょう🙌

下染め剤は古色の美のこちらのページで販売していますが、Amazonでも売っています😊

事前2:染液の準備

水を入れたバケツか洗面器に、色の濃さを見ながら染料を入れていきます😊

薄めに作って、様子を見て染料を追加していくイメージでOK💕

染料は古色の美さんで購入してください😊

事前3:すすぎ液(水)の準備

下染めのあとも、染液につけたあとも、水に一回くぐらせて余計な染料を落とします😊

布の大きさに合った容器に、水をためておきましょう✨

自宅でやる場合は、バケツで十分です🙌

工程1:下染め〜脱水

① 下染め液につける

ワークショップでは、子ども用のTシャツ3枚、手ぬぐい、エプロンを染めたので、大きなバケツに下染め液を準備しました😊

その下染め液に、生地をジャボンとつけます。

② 脱水

下染め液につけたものを、洗濯機で脱水します。

古色の美さんには、二層式の洗濯機がありました。
自宅の洗濯機でやる場合は、脱水モードのみで運転させましょう😊

③ すすぎ洗い

脱水したあと、よくすすぎ洗いをします。
この工程を飛ばすと、モケモケになるそうです。

④ 脱水

また洗濯機で、しっかり脱水します。

✅ 手絞りでもいいですが、しっかり絞りましょう😊
✅ すすぎ洗いの水はこまめにかえましょう

⑤ 輪ゴムでしばる・板ではさむ

手ぬぐいなど薄い布の場合は、輪ゴムでしばったり板で挟んだりしてから下染め剤につけてもよいですが、分厚い布だと布の中まで液が入っていきません。

下染め剤に一回つけて、すすぎ洗い・脱水をしてから、輪ゴムでしばったり板で挟むようにしましょう。

今回は、

✅手ぬぐいは、万力で挟んでから下染めをする
✅エプロンは、下染めしてから万力で挟む

という判断になりました😊

工程3:染色

① 染液につける

下染め→脱水→すすぎ→脱水ができれば、ここでやっと染色です!!
底の方に泥(ベンガラ)が沈殿している場合がありますので、軽く手で攪拌してから布をドボンとつけましょう🙌

空気を布に含ませて、ブシュッ、ブシュッと音を立てながら揉むのがポイントです✨

② 脱水

いったん、しっかり脱水します。

③ すすぎ洗い

このあと、もう一度下染め液に漬ける工程があります。
下染め液と染液が混ざってしまわないよう、すすぎ洗いをしておきます。

④ 脱水

また脱水します。

工程3:工程1・2を繰り返す

希望の濃さになるまで、工程1・2を繰り返します。

濃い色に染めたい=濃い染料をつくる、と考えがちですが、下染め→(作った染液のまま)染色、を繰り返すと濃くなっていきます🙌

1回染液につけたあとも、下染め液→染液、をくりかえすというのがポイントです💡

染液自体が薄くなってきたなと感じたら、染料を足してください🥰

板締め染めの場合は、染料が中に入っていくように、しっかりもみましょう✨
この柄↓(ドット柄)の場合は、4つの角を2つずつ2色で染めるので、ジャボンと全部投げ入れるのではなく丁寧に浸していきます。

工程4:下染めしてから2色目で染める

工程1の下染め〜脱水を完了させる

最初の色が希望の濃さになったら、次の色にうつります。

必ず下染めをしてから、2色目にうつりましょう✨

下染め液や染液につける前に、しっかり水洗いと脱水をするというのもポイントです💡

絞り染め(Tシャツ染め)

今回の絞り染めでは、ペットボトルのキャップを中に入れて輪ゴムでしばり、ビニール袋を被せていました。

輪ゴムは取らずに、ビニール袋だけを破ります。
破って出てきた白い部分に、染色していきます😊

染液にジャボンとつけても良いのですが、染める範囲が小さかったので刷毛で塗りました🙌

塗るときは、水で薄めずそのまま使ってもよいですね😊

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板締め染め

板締め染めの場合は、どんな柄を作りたいかによって少し方法が変わります。
板を外す場合と、板を外さない場合があります😊

七宝つなぎ柄(手ぬぐい染め)

手ぬぐい染めの方は、2つの色が重なるような柄にしたかったので、一度板を外しました😊

板の当て方を変えて、2色目に浸します✨

ドット柄(エプロン染め)

ドット柄のように、色と色が重ならず、染液につける面の方向を変えるだけで柄ができる場合は、板を外す必要はありません。

工程5:2色目の工程1・2を繰り返す

2色目も同じように、脱水→水洗い→脱水→下染め→脱水→水洗い→脱水→染色…を繰り返します😊

3色以上で染めるときも、同様の工程で進めます💡

工程6:乾かす

希望の濃さで染まったら、乾かしましょう👕
乾かすことで定着します😊

豆知識

繊維が麻の場合は、染料が繊維の中まで入っていきやすく、板締め染めが難しいそうです。
綿は板でカッと止まり、柄がはっきり出やすいそう😊

藍染めの染料も買うことができるのですが、ベンガラ染めは酸化鉄、藍は植物が原料ということでした🙌

今回は夏だったので水を使いましたが、お湯を使ってもいいそうです🙌

完成

絞り染め

子どもたちが自分で染めた絞り染め…
完成です!😊

今回はワンポイントの部分をビニールで包んで、あとから染色したので、はっきりと青・黄色が出ていますね🥰

三女のTシャツは最初にクリップでつまんでみたのですが、こんな感じ↓の可愛い円に仕上がりました✨

板締め絞り

七宝つなぎ柄(手ぬぐい染め)

2色(紫と緑)で染めた手ぬぐい😊
広げる前は、こんな感じ♪

最後は、こんな仕上がりになりました〜〜〜!

ドット柄(エプロン染め)

先輩の麻エプロンは…

オーガニックカフェのような雰囲気に!!!

みんなで柄や色を選択して、手作業で染める時間は、なんとも言えず本当に楽しかったです🥰

広げるまでわからない、どんな仕上がりになるか(いい意味で)予想がつかないというのも、染めの醍醐味ですね😍

【おまけ】ベンガラ染めが学べる本は?サイトは??

ベンガラ染めの本

本記事に書いたような工程が学べる本は…

現在、見つかっておりません!!

ベンガラ染めだけで本が書けるくらい、ノウハウに溢れた内容だと思うんですが、現時点で発刊されてなさそうなのが現状です😩

古色の美さんが、出してくれないかなぁと思うのですが…笑

柄の出し方の本

柄の出し方の本は、いろいろ出ています✨

おすすめは、『楽しんで、ナチュラル染色』と『藍で染めるカンタン絞り染め』シリーズ😊

こんなふうにしばったり折ったりしたら、こんな柄がでるんだな〜というのがよくわかる本です🙌

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HP

ベンガラ染めの情報がいちばん多いのは、やっぱり古色の美さんのHPです✨

他にも「このページわかりやすい…!」というのがあれば、随時こちらに追加していきますね😊

【おまけ】染め体験したい!

おすすめ1:じゃらん

古色の美は大阪府羽曳野市にあるので、遠方の方はちょっと行きにくいですよね。
そんなときは、じゃらんで検索してみてください😊

検索窓に「染め」と入力すると、2022年11月現在163件ヒット✨
ベンガラ染めも、1件ですがありました!😄

じゃらん遊び体験 「染め」検索結果を見る

絞り染め、草木染め体験など、体験の数が本当に多くて嬉しいですね🥰

遠方の友人宅にお泊まりするときなんかに、「近くでなんか体験やってないかな…」と検索するときは、まっさきにじゃらんを使う私です🙌

青森に行った時も、じゃらんのおかげで藍染め体験が出来ました✨

おすすめ2:アソビュー!

じゃらんは有名ですが、私は「アソビュー!」もよく使っています😊

アソビュー!のHPを見る

2022年11月現在の「染め」検索結果は以下の通り🌈
藍染め体験:14 店舗
友禅染め :8 店舗
草木染め :8 店舗

クーポンも定期的に配布されていますし、じゃらんで検索して「いまいち…」となったときはアソビューをのぞいています🙌💕

お出かけの予定がある方は、ぜひいろいろのぞいてみてくださいね〜💖

まとめ -ベンガラ染めはコツがある!-

ベンガラ染めって水で染まるので、温度とかを見ることもなく、適当にやっても染まっちゃうイメージがあって😅

でも、何回も繰り返していくと、うまく染められるときとモケモケになるときとがやっぱりあったのです…!

今回は「なんとしてもノウハウを会得する!」との意気込みで、食い気味でワークショップに参加したので今回こうしてまとめることができて、感無量です😭

ぜひぜひ古色の美さんに足を運んで、運べない方はご自宅や別の染め施設で、ベンガラ染めや草木染め・藍染めを体験してみてくださいね🥰

私とおんぶの出会いについては、以下の自己紹介でも書いているのでよろしければご覧ください🙌

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自己紹介 このブログは、おんぶと読書とマヤ暦を愛する管理人みさの、偏愛の結晶です。そんな私のルーツを、このページではご紹介します。私自身を知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。

おんぶについての記事も、よく読んでいただいているのでご参考です✨

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TwitterInstagramもやっておりますので、そちらから記事のご感想をいただけるととっても喜びます✨

ではでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました!!

染めを楽しもう〜!

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この記事を書いた人

ライター。興味本位で学び始めたマヤ暦とご縁があり、ブログ執筆、公式LINE、商品開発と、気がつけば人生の柱に。サイドFIREめざして奮闘中。三姉妹の母。

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