こんにちは♪夫婦でFIREを目指している30代後半・会社員のみさです☺️
FIREするぞ!と決めたはいいものの、具体的に進めるうちに色々と迷いが出てきてしまい😅
試行錯誤の末、迷いなく進めそうな状態、つまりロードマップが固まった状態になってきたので、現時点での状況をご紹介したいと思います。
FIREって何…?という方は、コチラ。
参考:たまるWeb FIRE(経済的自立・早期リタイア)ってなに?FIRE実践術とは
以下の記事でも書いています😊
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迷いが出た理由と解決方法
夫と「FIREしようぜ」と決めた際、目標とする金額について話し合いました。
夫曰く、ざっくり1億円。
1億円を年利4%で運用すれば、年間400万円。
これで生活できるというわけです。
この時は、よっしゃー!貯めるでー!となった単純な私(笑)ですが、冷静になるとモヤモヤする部分が出てきました。
モヤモヤ①:その金額でいいかわからない
確かに1億円を年利4%で運用すれば400万円なのですが、年間の総支出は400万円より多い気がする。
しかも年間400万円受け取るためには、1億円すべてを投資に回す必要があります。
1億円貯めるという目標は一見合理的でわかりやすい目標に思えますが、それで自分の生活がどう変わるかわからない。
全くモチベーションが湧かない目標になってしまっていました。
モヤモヤ②:あとどれくらい足りないかわからない
「金額にモヤモヤしていたとしても、1億円貯められれば世界が変わる!」
これは確かにそうです。
『FIRE 最強の早期リタイア術』という本を私は勝手にFIRE指南本としているのですが、主人公が「おめでとう、ミリオネアの仲間入りだ」と言われるシーンは印象的で大好きです。
ミリオネアを目指すぞ!でも良いのですが…これにも問題がありました。
あとどれくらい必要か、わからないのです。
この理由は明確で、夫の隠し財産の存在です。
夫には独身時代に貯めたお金や、株や投信もたくさん持っています。
我が家はお小遣い制を取っておらず、夫は結婚以来ずっと配当金をお小遣いにしているくらいです。
存在がバレているので厳密には隠し財産ではないですし、把握したいという意図は全くありません。
ですがリスク分散を考えたときに、自分が把握している分だけで”家庭のポートフォリオ”を組むのは現実的ではありません。
やっぱり夫の財産まで含めて考えないといけないよね、となると、結局達成方法がわからなくなってしまっていました。
解決法:夫と私でそれぞれ目標金額を設定する
夫の財産の問題はありましたが、しっかり貯めていることはわかっていたので把握したい意図はありませんでした。
むしろ夫の財産を全部開示してもらって、全てで収支を管理するとかなりたいへんなので、夫は夫で資産を増やしてもらった方が助かります。
こうした事情を踏まえて夫が提示したのが、夫婦それぞれの目標金額の設定。
これは私にとって、とても良い方法でした。
夫は夫で貯めてくれる(結果を出してくれる)という信頼感がありますので、細かいプロセスを気にする必要もない。
私は、自分の蓄財に専念できます。
かなりスッキリして、すぐに了承しました。
話し合いを繰り返すことで、我が家独自の事情を考慮したロードマップが明確に。
改めて「自分一人で達成するものではない」と実感させてもらいました。
具体的なロードマップ
ここからは、具体的なロードマップについてお話ししていきます!^^
STEP1:支出を把握する
支出の把握が必要な理由
FIREとは、資産所得が生活費を上回る状態。
すなわち、生活費の把握がスタートラインです。
私の目標は贅沢も全て資産所得で賄うFAT FIREではなく、最低限の暮らしを資産所得で賄うSIDE FIRE(セミリタイヤ)。
FAT FIREとSIDE FIREの違いについては、以下リベラルアーツ大学のブログが参考になります。
参考:【メディアで話題】どれを目指すのが正解?4つのFIREについて徹底解説
SIDE FIRE達成には、全支出の把握に加え、必要品と贅沢品にそれぞれいくら使っているかを把握する必要があります。
家計簿作成前に必ず決めないといけないこと
支出の把握には、家計簿をつけるしかありません。
家計簿をつける際に必要なのは、なぜ家計簿をつけるかを明確にすること。
実は私、昔はかなりの家計簿マニアでした。
支出をきれいにノートに書いてみたり、1円単位で財布の中身と家計簿の金額が合うことを楽しんでみたり。
試した家計簿も、結構な数にのぼります。
ですが『この家計簿をつける』という作業、時間を使った割に蓄財には全く効果がありませんでした。
理由は、今ならわかります。
何を把握するために家計簿をつけるのかが、わかっていなかったのです。
家計簿をつけているけど貯まらない…。
そんな方は、今一度『なぜ家計簿をつけるのか』『何を把握したいのか』を深く考えてみるのが結局近道になるかもしれません^^
支出の把握は Money Forward ME で
蓄財できる家計簿をつけるために、Money Forward MEというアプリで管理していくことに決めました。
Money Forward MEのアプリゲットは→こちら無料版でも十分使えますが、連携口座数が無料版では全く足りないので、有料版を使っています。
他のアプリも3つ程使いましたが、使い勝手が良いのと確定申告まで対応しているのが決め手。
お気に入りの家計簿アプリを使っている方は、それでも良いかもしれません。
最初は財布の中身と一致しているかどうかにもこだわっていたのですが、やめました。
なぜなら私が家計簿をつける目的は、総支出と生活費・贅沢費の把握。
1ヶ月で生活費にいくら使っているのか?
年間で生活費にいくら使っているのか?
これがわかればOKなので、これがわかるように家計簿をつければ良いということに気づいたのです。
Money Forward MEで銀行連携・カード連携していると、引き落としがあった時やカードを使った時、即座に反映されます。
それを、生活費か贅沢費かに淡々と分けていく。
生活費は、家賃・水道光熱費・通信費・保育園代・学童代・生活必需品など。
贅沢品は、それ以外。
例えば必要な服は生活費ですが、ちょっと奮発しちゃお💓な服は贅沢品に入れます。
分けていく作業を開始するとすぐにわかりますが、生活費か贅沢費かわからないものが多数出てきます。
そんな時は、このお金を稼ぐモチベーションが湧くか?という観点で考えることにしました。
資産所得で賄いたい「最低限の生活費」か、稼いででも支払いたい「人生を豊かにしてくれる贅沢費」なのか。
例えば子どもの習い事の費用は、散々迷った末、今は贅沢費の中に入っています。
三ヶ月くらい迷っていました(笑)
家庭の価値観によって、多種多様な家計簿が産まれるはず^^
色々と試してみてくださいね。
総資産管理もMoney Forward ME
総資産の把握も、Money Forward MEが便利です。
子育て家庭で把握しなければならない口座数は多く、我が家の場合は以下の通りでとても紙で管理できるレベルではありません。
・生活費口座
・貯蓄用口座
・投資用現金を置いている口座
・長女の預金口座
・次女の預金口座
・三女の預金口座
・証券口座
生活費(家族のお金)と自分のお小遣いでアプリを分けていた時期もありましたが、管理が面倒すぎてすぐやめました。
Money Forward MEのアプリで、全体として増えてるかどうかでざっくり管理しています。
有料版だとグラフで確認できますし、ポートフォリオ(資産配分)が円グラフで表示されるのでとても便利です。
STEP2:目標を決める
現在地の把握と目標設定
STEP1で生活費にいくら使っているかが明確になれば、いくら貯めれば良いかが決まってきます。
目標を達成するときに大切なのは、現在地の把握と目標設定。
プロセス=どうやって達成しようか?から先に考え始める人がいますが、まずは自分がどこにいて、どこを目指しているのかを把握しないと始まりません。
とりあえず歩き始めてみよう!でも良いのですが、最初から目的地に向かって歩き始めた方が効率が良いです。
歩いて行こうか、車で行こうか?を決める前に、そもそもどこに行きたいのか?今どこにいるのか?を把握する必要があるのですね。
モヤモヤしていた時期は、現在地も目的地もどちらもわかっていなかったので、達成できるわけがありませんでした。
FIRE達成の日と目標貯蓄額
FIRE達成日は、2030年の3月に決めました。
長女の高校入学直前です。
もともとなんとなくキリが良いので2030年と言っていて、今回3月ということも決めました。
達成手段は、△千万円をお互い貯めること。(非公開です、ゴメンナサイ)
子どもたちが大人になるまでにかかる費用をひとり2千万円と設定し、それを現金で蓄えます。
それ以外の資産を年利4%で生活費が賄えるように算出し、それを夫婦で分担するので2で割りました。
この目標設定をしたことによって、毎年いくら貯めなければいけないのか?いくら足りないのか?が、非常に明確になりました^^
STEP3:家計を見直す
現時点のペースだと目標に届きそうにありませんので、家計を見直す必要があります。
蓄財するためには、
・人よりちょっと少ない生活費で生活し
・人よりちょっと多く稼ぎ
・人よりちょっといい利率で資産運用する
この3つが大切です。
夫は少しリスクをとって資産運用をするらしいので、私は堅実に倹約・収入UPで蓄財する作戦です。
もちろん子どもたちとの今の時間も私にとっては非常に大切ですので、それを副業のためにゴリゴリ削るわけには行きません。
でも、だからといって何もしないと時間の自由を得るのは年老いてからになってしまいます。
都度都度バランスを確認しつつ、今と未来に時間とお金を振り分ける作業を、しっかりやっていきたいなーと思っています^^
今も未来も、どっちも大事ですよね♪
まとめ -子ども3人でもSIDE FIREできることを証明したい-
共働き会社員夫婦のFIREロードマップ、いかがでしょうか?
1億円規模の貯蓄なんて、我が家は絶対無理!😭となるかもしれませんが、必ずしもこの金額が必要なわけではありません。
私たち夫婦のリスク許容度や性格などを踏まえて、この金額で落ち着きました。
もっと少ない金額でFIREしている方もたくさんいらっしゃいますので、ひとつの事例として読んでいただけると幸いです😊
” 夫婦で協力して達成する ”のはめちゃくちゃ大事なのですが、協力した上で結局個人プレイな我が家でした。
参考になれば嬉しいです^^
今日も、ありがとうございました〜⭐️
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